低反発枕のメンテナンス方法

寝具のプロが教える低反発枕のメンテナンス方法

低反発枕を汚した時などのお手入れ方法や洗濯のやり方を寝具のプロがご紹介致します。

枕によだれなどの汚れや汗などのにおいが気になる方は多くいますが、そんな時どのように汚れを落とせば良いかを教えます!



取扱説明書と洗濯表示タグの確認

いざ低反発枕を使い始めた、購入を検討している、どのような場合でも低反発枕のメンテナンス方法には気を付けてください。

枕は、素材にかかわらず寝汗や頭皮の脂、ヨダレなどの汚れ、体臭などの匂いを吸っています。

清潔に使い続けたいですよね。

キレイを保つためのお手入れ方法を知っておきましょう。


枕 おすすめ 低反発 チップ 高さ 肩こり 首コリ 洗濯 人気 35×50cm 43×63cm 洗える ファスナー付 日本製      

洗えるタイプかどうかの確認

枕カバーを使っていても、枕本体の汚れが気になりますよね。

お手入れを始める前に、購入時に同梱されている取扱説明書は手元に保管していますか。

枕に洗濯表示タグは付いていますか。

低反発枕には洗えるものと洗えないものがあります。

お手入れ方法を確認しましょう。



洗ってはいけない低反発枕を洗ってしまうと

低反発枕は洗濯できないものが多いです。

洗濯できる低反発枕の場合は、洗濯表示を厳守して取り扱いましょう。

ここでは洗えない低反発枕を洗うとどうなるか、紹介します。

低反発枕に使われているウレタンフォーム素材は、水分を吸収することによって加水分解を起こして、変質します。

水分を吸い、枕は大変重くなります。

干そうとすると自重で崩れそうになります。

乾きは遅く、完全に乾かすためには数日かかります。

何とか乾燥した後でも、硬く固まり変形して、ボロボロと崩れてしまいます。

あんなに柔らかな肌触りであった低反発枕が、水洗いをすると驚くほど早いスピードで劣化し、脆くなるのです。

手洗いでも洗濯機も、水濡れも厳禁です。


タオル地仕様の人気のおすすめ枕カバーのびのび枕カバー43×63cmボーダー柄のベージュ詳細

洗えないけれど、突然の汚れ。正しいお手入れはどうすればいい?

数は少ないですが、低反発枕には洗えるウォッシャブルタイプのものもあります。

洗う場合は洗濯表示に従って洗いましょう

基本的に洗ってはいけないことが多い、水濡れ厳禁の製品が多い低反発枕ですが、どうしても汚れを取りたい、洗いたいときもあるでしょう。

そういった場合は、まず希釈した洗剤を含ませてよく絞ったタオルで叩くようにして汚れを取ります。

その後、水分を含ませてよく固く絞ったタオルで叩くようにして汚れをとるようにしましょう。

枕の交換時期は2~3年ですので、どうしても耐えられない汚れや臭いがついている場合は買い替えを検討してもいいかもしれません。



メンテナンス方法色々

基本的に洗濯NGのウレタン素材の低反発枕ですが、どうしても洗濯をしたい場合のお手入れ方法がいくつかあります。

1つ目は、こまめに干す方法です。

その際は天日干しではなく、直射日光が当たらない場所で陰干ししてあげましょう。

紫外線に弱いため、必ず日陰にしてください 洗濯かごなどの風通しの良い形状のものの上に置くと、上の面からも下の面からも、全面に風が当たります。

風通しのいい部屋に置いておく、洗濯かごなどの上に置いて上下左右から風を通す、扇風機やサーキュレーターの風に当てる。

そのほかには、枕を吊るして干すための枕用のハンガーなどが市販されていたりします。

2つ目は、枕カバーをこまめに洗濯することです。

人間の体は眠っている間にもよく汗をかくので、枕カバーは毎日交換しても多すぎることはありません。

実際に筆者も低反発枕を使用していた時期は、枕自体が洗えないことを理解 していたため、枕カバーを毎日取り換えて洗濯していました。

毎日換えるほど枕カバーを持っていない場合でも、フェイスタオルを使用することもできます。

枕を包むことができれば枕を綺麗に使うことができるため、タオルでも十分です。

3つ目は、市販の除菌・消臭スプレーを使用する方法です。

表面に振りかけて、よく乾燥させます。

除菌・消臭スプレーだけでなく、消臭芳香剤でもいいです。

また、近くにアロマの香りのするアロマシャシェや、石鹸を削って入れたサシェなどを置いておくのもいいでしょう。

消臭・除菌後に枕にいい香りをとどめることができ、リラックスでき安眠にも繋がります。



・ 低反発まくらのメンテナンス方法 まとめ

・ まずは低反発枕の洗濯などのお手入れ絵表示を確認しよう!

・ 洗えない低反発枕を洗うと変形してしまい使えなくなることも!

・ 低反発枕の汚れを落としたいならタオルに薄い洗剤をつけて叩くように!

・ メンテナンスのポイントは3つ。こまめに干す。枕カバーを洗う。消臭スプレーを使う!


干すだけじゃダメ!洗える布団でふかふかに!
快眠のための四季に適した理想の布団・寝室環境
熱帯夜も安心!涼しく快眠できるコツ
寝具のプロが教える羽毛布団の使い方と注意事項
考えよう!快眠の為に寝る前の行動