毎日使っている方、毎日は使わない方、次に必要な機会が来るまで保管をしたい方。
一口に収納と言っても、様々なシチュエーションがあると思います。様々なシチュエーションに沿って、収納方法をご紹介します。
毎日布団を使っている場合は子供 に毎日畳ませるのが理想です。
ベッドの場合は掛け布団を綺麗に掛け直して、枕の位置を正しい位置に置く、程度のことでもいいので、本人がする。
敷布団を部屋に敷いて使っている場合は、畳み方の出来栄えはこの際気にせず、本人に畳ませる。
寝起きの子供は動き出しも遅く、学校に行く前にそういった時間を設けるのは難しい場合も多いですが、自分が使っているものは自分で管理させるという意識を持たせるために、布団を使うのはいいことです。
毎日欠かさず使用するものだからです。
畳んだ布団は、押し入れやクローゼットにしまって、ちりやほこりがつかないように扉を閉めておきましょう。
その際の積み方は、一般的な布団と同じです、最も重い敷布団は一番下、毛布、掛布団と軽いものが上になるように配置して積みましょう。
お昼寝の時にだけ使用する、お子様やお孫さんが来るときにだけ使用するなど、子供用布団を毎日は使わない場合もあるでしょう。
その場合の収納方法は、布団の素材に合わせましょう。
どの素材の布団でも、1か月以上の長期にわたって収納し続ける場合は、しまいこむ前に汚れをよく落とします。
使った布団カバーは取り外して洗い、別で保管します。
掛布団で洗えるものはよく洗い、よく乾燥させましょう。羊毛など家庭では洗うことが難しく、クリーニング業者に頼むほど汚れていないという場合は、屋外で陰干しするか、窓際で陽の光が入ってくる場所に置いておく、いくつかの椅子を等間隔に配置してその上に布団を載せて風を通すなどして、よく乾燥させましょう。
子供用の寝具は触ってはわからなくても湿気を含んでいることが多いです。
洗った場合も、洗わずに収納する場合も、どちらの場合でもよく乾燥させましょう。
収納の際は、敷布団、掛布団、まくらなど、寝具の種類を問わずなるべく収納袋に入れて保管をしたほうが、虫がつかず、ちりやほこりから布団を守ることができます。
綿や羊毛の布団は、虫がつき虫が布団を食べることが多いです。
ファスナーやチャックがきちんと閉まる袋を使用し、防虫剤も一緒に入れて保管します。
購入時に収納袋がついていた場合はその収納袋を使っていいですし、無い場合は布団収納用の袋は市販もされています。是非使ったほうが良いでしょう。
ポリエステルわたの布団に虫は付きませんが、収納袋に入れて保管をしたほうが移動や出し入れが楽です。
また、圧縮できる袋を使うとふとんのかさを減らすこともできます。ポリエステルわたの布団は圧縮袋を使用しても型崩れしずらいので、是非試してみてください。
押し入れやクローゼットで場所を取り過ぎず使用できます。
敷布団を使用していたけどベッドを購入することにした、1人目の子に使っていたけど、2人目3人目に譲ることにする、などの理由で、使っていたけどいったん使うのを中止するという場合もあるでしょう。
子供用布団と言えどもサイズ的に問題が無ければ、来客用として大人が使用しても問題ありません。
使用用途を切り替えてうまく使い続けていいですし、長期保管をしてもいいでしょう。
長期保管の際の保管方法も、毎日は使わない場合の章で説明した保管方法でおおむね問題ありません。
清潔にして、よく乾燥させ、なるべく袋に入れて保管する。さらに付け足すと、袋に入れない場合は、押し入れやクローゼット内には忘れずに防虫剤を置き、必要そうであれば除湿剤も置きましょう。
建物の下層階や、水回りに近い収納場所の場合、押し入れやクローゼットが湿気やすいことも多いです。
除湿剤を置いておくと、保管中に湿気を吸って布団が劣化したり、いやなにおいを帯びたりすることもありません。
また、収納方法をお伝えするところでこの方法をお勧めするのもなんですが、しばらく使わないことがわかっているのであれば、すぐに使いたい人や必要としている人に譲ってしまうのも手です。
最近は品質が良く安価な布団のセットも多く販売されています。人に譲って、買い替えてしまっていいのではないでしょうか。
子供のいる家庭では、子供が喜ぶ可愛らしい柄やキャラクター柄のカバーを使っている子供用布団は、喜ばれるでしょう。
また、フリーマーケットやバザーに出してもいいかもしれません。 特に譲り手もおらず、かといって捨てるほど劣化していない場合は、長期保管に踏み切りましょう。
その場合、しまい込んでしまってずっと使用しない、という収納方法ともう一つ、使用し続ける収納方法もあります。
カバー式の収納カバーを使用して、ソファのように使える収納袋が販売されていることもあります。
また、収納袋だけどクッションやソファのように使える形状、部屋に置くと可愛らしい柄も付いているような収納袋も市販されています。
そういった袋を活用して、子供にはベッドを買い与えたから子供用敷布団はとりあえず必要ないけれど、部屋にソファスペースを作ってあげる、ということも可能です。
収納方法を工夫して是非子供用布団を活用してください。
・ 子供用布団の収納方法 まとめ
・ 毎日使う布団は子供に畳ませると自己管理の意識も芽生える!
・ 子供用布団を長期間保管する前に、汚れや湿気を取り除きましょう!
・ 圧縮収納袋を使って押入れのスペースを確保!
・ おしゃれな収納袋に子供用布団を入れてインテリアの一部に活用も出来ます!